函館出身で雑穀業を営んでいた父・与吉に連れられて帯広にきた初代・大和博。昭和14年(1939年)、父の仕事を継がず「好きな写真をやってみたい」と一念発起し「写真館」を開業。
「丁寧な仕事」をモットーに、1枚1枚自ら手をかけて仕上げていました。
東京の写真大学を卒業後、雑誌、コマーシャルフォトの仕事をして修行をしていた長男・昭一が帰郷して手伝うようになる。
機器、設備の充実はもちろん、従業員の連携により、迅速な撮影を心掛けるなど、他社との差別化を進める。
株式会社に移行し、さらなる社業の発展を目指す。
1973年に初代・大和博が亡くなった後、長男、次男、三男の3兄弟が力を合わせて写真館を盛り立てた。
「写真は大切な記録、失敗はゆるされない。よりよいものを作ろう」と兄弟が常に競争し、技術の向上を進めていた。
衣装屋さんと美容師さんに協力してもらい、挙式前に撮影する「前撮り」を始める。
現在地にモダンなレンガ造りの新社屋を建設するとともに、昭一が社長に就任。
2003年、兄の昭一から引き継ぎ、俊彦が社長に就任。